web制作を勉強する時に、おちいりがちなミス・考え方
目次
専門学校で教えはじめて、なんだかんだで7年ぐらい経ちました。
web制作を勉強する上で上手くできてる人と、そうでない人でやっぱりどんどん差が出てきちゃいます。
なるべくそうならないように、勉強する上で大事なことを伝えるようにしています。
個人の性格や、向き不向きによるところもあり全員が同じように成長するというのはなかなか難しいところではあります。
はじめに分かった上で勉強に向き合うと、迷うことも少なくなると思いますので最初に陥りがちなところを書いていきますね。
全部、タグやプログラムの単語を覚えないといけないと思っている
始めたてではたくさんの情報があり、「全部覚えないといけないか。。大変だ。。」と考えてしまう人がいます。
一番大事なのは考え方を覚えることです。
タグ・プログラムの綴り・書き方、を一つ一つ覚える必要はありません。
- HTMLなら文章構造のマークアップの考え方について学ぶ
- プログラムなら、if文、繰り返し処理、イベントの付け方を学ぶ
などタグを一つ一つ覚える!ということを最初から意識する必要はありません。(やってるうちに自然と覚えちゃうとは思いますが)
もし書き方が分からないなと言うことになれば、調べて解決すればよいのです。
「向き合い方としては、調べて分かる状態まで概要を覚える」ということになるかと思います。
その状態であれば、調べることでどんなことでもたどり着けるようになります。
- HTMLのタグがわからない場合
- 「HTML 段落」
- 「HTML メニュー」
- 「HTML リスト」
- HTMLの使い方がわからない場合
- 「section考え方」
- 「article考え方」
これは学び始めの場合もそうですし、いつになっても重要なことだと思っています。
この業界的にも新しいことがどんどん出てきますので、全てを暗記するのは到底無理な話です。
ですので、考え方を覚えていくことが大事です。
自分が新しいことを始めた際には、最初に情報を集めてある程度どう言うものなのかにあたりをつけ実際に手を動かして一つづつ解決していきます。
私の場合はTrelloを使い、わからないところはメモして残し、検索してたどり着いたものも紐づけて残すようにしています。
今のところ分からなくてもいいだろうとあたりをつけたものもメモで残して、その時がきたら解決などの手順で学習しています。
全体像を考えて何から手をつけて良いかわからなくなって動き出せない
自分が知らないことがあるものはどうしても手をつけづらくなってしまいます。
全体像を考えるのも大事ではあるのですが、全体ばかり見すぎると何から手をつけて良いのかが分からなくなってしまいます。
自分が作りたいものをイメージする上では、全体像を把握することは大事かと思います。
イメージが人通りできたその後、実際に作業する時には自分が解決できる単位にした方が良いです。
それが次につながってくる話です。
物事を自分ができる単位に小さくして考えられない
全体像を捉えることができたら、物事を自分が解決できる単位にして一つづつ解決するようにしましょう。
例えば、「webサイトを作る」目標に対しての向き合い方を考えてみます。
まず何をすべきかを考える
「webサイト 作り方」などで検索をかけましょう。Googleを使っても良いですし、Youtubeでも良いです。
いくつか調べているうちに全体像が見えてくるようになると思います。
サイトを作る時にはHTML,CSS,Javascriptがあると言うこと。
webを公開するにはサーバーが必要だと言うこと。
など、いくつかwebサイトを作る上で必要な情報を集めることができると思います。
まだこの段階ではそれぞれどういう役割なのかがまだ分かっていない状態かです。
さらにそこから
- HTMLとは
- CSSとは
- Javascriptとは
- どうやってサイトを公開するの?
など一つづつ調べていくことでそれぞれがどういった役割なのかがある程度見えてくると思います。
次に、どうやってそれぞれを勉強したら良いのかを考えていきます
- HTML学習方法
- CSS学習方法
- サイトを公開するには
するとprogate、ドットインストール、schooといった学習サイトや
最初に学ぶ上で良い本などが紹介されているサイトにたどり着くことができると思います。
ここまできたら実際に、それぞれサイトの案内にそって1から学習していくことができます。
このように大きいところから、どんどん自分が解決できる小さい単位に分割して一つ一つ学習していきます。
すると、次に何を勉強したらいいのかがどんどん見えてくると思うので、それをTrelloなどを使いメモを残して一つ一つ解決しましょう。
HTMLを覚え、CSSを覚え、Javascriptを覚え、実際にwebサイト公開まで一つ一つ解決することで、目的を達成することができるはずです。
調べるのが苦手で諦めてしまう
いざ調べようとするところで、最初は知らない単語がたくさんでてくると思います。
そこで、「もうわけわかんないよー!」となってしまい、諦めてしまうと言うことがあります。
分からない単語はとにかくメモをしておき、さらにその単語がどう言う意味なのかを検索をかけましょう。
たいていのことは時間をかければGoogleで検索して調べられます
「聞いたほうが早いな」と考えてしまい、検索するのを諦めてしまったりするケースも多いです。
聞くということも大事ですが、諦めずに調べて自分で解決できるようになることが大事です。
それでもどうしてもわからない場合は「どうして自分で解決できなかったのか」を考えながら質問するようにしましょう。
自分で調べることができると、はじめは時間がかかる部分もあるかと思いますが、結果として他の人に聞くより早く学習でき自分でどんどん学習をすすめることができます。
質問が苦手・質問をしない
「本当何を調べても分からない。。」
「全然解決できない。。」
「エラーが起こったけど全く分からない。。」
そんな時は質問が大事です。
質問の仕方について
- どう言う環境、コード で起きているのかの現状を伝える
- プログラムなどの場合エラー文言を伝える
- どうやって調べて、何が分からないのかを伝える
など分からない部分とそのアプローチの仕方・環境を伝えると解決する側も進めやすくなります。
これをすることで、調べ方が悪かったポイントなども分かり、次の課題解決時にも活きるようにになってきます。
どんなことでも、たいていは調べることができる状態を目指すと学習速度が向上します。
どこで質問する?
質問したいなと思った時に、質問する人がいない場合もあるかと思います。
今は様々なサービスがあるので、活用するとよいです。
- Mentaを使う(私もやっているので、もしよければ「フロントエンドやデザインを教えるメンター(Menta)はじめました。」)
- stack over flowを使う
自分で勉強しない
当たり前の話ではありますが、一人で勉強する人が苦手だとなかなか学習が進みません。
特にこの業界では新しいことがどんどんでてくることもあり、日々勉強して新しいことをインプットする必要があります。
毎日勉強する人としてない人では日々どんどん差が開いてしまいます。
勉強するの確かに大変だししんどいこともありますが!
そんな辛いまま勉強続けるのは辛いですね。。
なので自分がどうやったら楽しく勉強を続けられるのかを考えるのが大切かと思います。
楽しく勉強するために工夫してること
- 今しなくてもいいことはやらない
- 自分が辛いなと思うことはなるべくやらない
- どうしてもやらなければいけないことは早めに片付ける
- 全然分からないことと、既に分かっていることをわけて勉強の仕方を考える
- 勉強も小さい単位で達成感があるように分けて勉強する
- 自分が得意、楽しいと思えることに集中する
のようなことに気をつけて学んでいっています。
勉強をしていく上で、webの勉強する上で全てを覚えるのは不可能です。
やらないことを決めるのも大事なかなと思います。
まとめ
そんな感じで!日々楽しみながらできることを増やしていろんなものを作れるようになっていければなと思っています!
これから新しいことを始めようと思ってる人!webをやりたいと思ってる人!
楽しみながら日々いろいろなことを学んでいきましょう!
最後にMentaで教えることを始めましたので、気になる方がいましたらご連絡ください!
「フロントエンドやデザインを教えるメンター(Menta)はじめました。」